2021.7.17新潟県選手権に出場してきました。
県内の大会ですが、県外に出た優秀な選手も戻ってきて出場するハイレベルな試合です。100mだと、10秒6台で決勝に行けるかどうかという感じ。自分にとって『自己ベストを狙うにはもってこいの大会』という位置付けです。
この日の大会のために2週間調整しました。厳密に練習メニューを考えて徐々に量を減らします。単に減らすのではなく、刺激を筋肉、神経系に残しておくために質は高めに.例えば、いつもは3本やっていたら今日は2本、明後日は1本と、減らして行き、速度をあげて行くイメージ。体内疲労を減らして乳酸を抜き、体のケアの時間を増やします。大会前日は仕事はもちろん有給を使い、疲労を抜きます。いいイメージで試合に・・・
大会当日、最高気温34度、湿度高め。一番嫌いな気候です。アップを始めます。体はまあまあ動く。しかし、なぜかこめかみが痛い。徐々に頭が割れるように痛い。走った後、ハンマーで殴られたような感覚。立っていられない。『ああ、熱中症だ・・・』トイレで一回吐き、棄権しようと思いましたが、せっかくここまで調整して、有給とって棄権などできない。ふらふらになりながらなんとか招集場に。『倒れても誰かいるし、なんとかなる』そう言い聞かせて、スターティングブロックへ。
一歩目、いい感じ、二歩目、三歩いい。四歩目かなり浮いてしまった。立て直せない。体が浮いた状態で踏み込めない。そんな感覚で二次加速がうまくできず、そのままフロートへ。とりあえず10秒台でいければ準決勝まで休めると思い、ラスト10mは流してゴール。
結果は、10.97(-0.2)
予選にしてはまずまず。これなら準決勝はいける、と思い、またトイレへgo.
準決勝は24人まで進めます。記録を確認すると、なんと
25位。。。0.01秒足りず予選落ち。
何しにきたのか。体調管理がうまくできないことが悔やまれます。
この大会で学んだことは、
・新潟の暑さは地元の長野とは違う。
→こまめの水分補給、日陰にいること、通気性の良い服を着ること、体を冷やすこと。
競技とは無関係だと思っていた熱中症の恐さに気づけて、いい経験ができました。