高校生活の話をしようかと思います。
中学で全国大会に出場できたので高校ではインターハイに出たくなります。陸上競技の強い公立高校、、、一つしかありませんでした。
松本県々丘高校
100mと走り幅跳びで全国大会に行っている先輩がいたのでそこしかないと、即決。私の高校生活が始まりました。
進学校のため、勉強は大変でした。文武両道、質実剛健が校訓だった気がします。新潟で言ったら新潟南高校くらいですかね?部活は中学と違い、上下関係がなく、ゆるい雰囲気。でもみんな信念を持って練習に取り組んでいる。動きひとつ一つの意味を理解しようとトレーニングに励んでいました。顧問はいませんでしたが、チームという一体感がありました。すごく居心地が良かった、この高校に入れば強くなれる、そんな気持ちで練習に励みました。
最初の2ヶ月は受験ブランクでろくに走れず、1年生の地区予選はぎり決勝に行き、県大会の出場権を得ました。しかし、とても納得のいくものではありませんでした。案の定、県大会はぼろ負け。『これが高校の陸上競技か』、と思い知らされました。
『もっと速くなりたい』その頃から本気でそう思うようになりました。夏休みは毎日部活、終わったら自主練。あとは寝る、の毎日。友達と遊んだ記憶がありません。でも充実感、満足感がありました。このまま怪我せず練習して秋の新人戦で優勝する、これを目標に頑張っていました。
やっときた新人戦。努力の結果は、、、
100mではうちの高校の先輩が1位、自分が2位、これまたうちの高校の先輩が3位と、上位3位を松本県々高校が独占してしまいました。周りが自分を、自分が周りを成長させていたことにその時、気がつきました。リレーももちろん優勝。結束力も強くなっていました。
中学までは自分だけしか見ておらず、周りの成長など気にも留めなかったのに。体力だけではなく、心も成長したと実感した瞬間でした。
やっぱり陸上って楽しい!!!!!!!!そう初めて思いました。
次は高校2年生のお話!!